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夜のスカウトマンには天使と悪魔が存在する

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私は故郷から東京へ上京してすぐの3年間ほど夜のスカウトマンをしていた時期がある。

現在は(今月誕生日)30歳。そしてスカウトをしていたのは22歳から25歳くらいまでである。約5年ほど前の話になる。

最近流行った映画で「新宿スワン」の主人公タツヒコみたいなもんである。

スカウトマンとは芸能人でよく聞く言葉だが私のは”夜”というのがポイントで、大きな声で胸張って堂々と言えるものでもないが、過去の話なので話させてほしい。

何気なく書いていたら1万文字を超えていた。職種はあれだがとても学んだことも多いのが事実。今の私に活かされていることが多い。

その前に夜のスカウト斡旋行為は
違法職業安定法違反

違法迷惑防止条例

違法売春防止法違反になる違法行為です。

これを踏まえて今は関与はなく過去ということもあり経験談として書かさせていただく。

夜のスカウトマンとは、言葉そのままではあるが夜のお仕事への斡旋業務である。

斡旋とは:交渉や商売などで、間にはいって、両方の者がうまくゆくように取りはからうこと。また、物事を紹介し世話すること。

夜のお仕事って何?は割合させていただく。ま、みなさん想像は付くと思うので。

女の子が足りない、欲しいと思っている夜のお店と契約し、私たちが仕事を探していそうな女の子を街で見つけ、お店と結ぶ架け橋である。

この記事ではスカウトマンの1日、仕事内容、脅威の報酬、その他女性との物語を書かさせていただく。

これは私が経験したスカウトマン話である。他のスカウトマンとは違う面もあるためのんびり読んでほしい。

今はとっくに辞めていますが、スカウトマンで学んだことも多く、これはのちのビジネスにもとても役立っていることが多いです。

落ち着きと勇気、プレゼンテーション能力と話術、お金を稼ぐという大変さ。管理するという大変さ。仲間という大事なもの。女の子に対する感情と、夜の世界への偏見。

全てが経験してよかったものだと思えます。

※これはスカウトマンの推奨記事ではありません。違う意味で少しでもタメになればと思い書かさせていただきます。

お金に関することは最後に書きます。

目次

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スカウトマンのシステム

スカウトマンにはず最初は新人という肩書が存在する。後半で話すが、斡旋料も新人の場合は安くなる。しかし頑張り次第ですぐ上がっていく完全歩合制(フルコミッション制)だ。

完全歩合とは:基本給はない。成果を上げないと収入は0円!得ることはできません。

まずスカウトマンになるとき、班に所属しなくてはいけない。

当時、班というものが20〜30班あり、各班ごとの代表が存在しており、この代表というのはスカウト会社の幹部というポジションの人間である。

新人は幹部の下に付き、例えば仮に田中さんという幹部の下に付けば、田中班となる。

ポジションで言うとそこまで種類はない。

新人→中堅→幹部この3つ。幹部以上もあるがそれはスカウトマンしてるだけではなかなか会うことすら、顔すら知るよちがない人間の方々である。幹部になればたまに会えるかな程度だ。

しかしそこまで成り上がるのは簡単ではなく難しく、1年たっても新人の人もいる。

成り上がる方法は、簡単に紹介数と紹介料。売上を多く出す。これに尽きる。

才能がある人は数ヶ月で幹部になる人もいる。

幹部になると同時に今までの班を抜け自分の班を持つことになる。

新人スカウトマンの1日

スカウトマンの1日は正直適当だ。なんにせよ自由である。

ただ正直新人の時はがむしゃらに働かなければいけない。

それは収入の為、お金を稼がないといけないからだ。

最初に話した通り完全歩合制(フルコミッション制)の為、新人の場合入った直後は紹介した女の子も当然おらず1ヶ月、家にいるだけではもちろん0円。

しかし1ヶ月毎日長時間働いても紹介できなければ同じ0円である。

働く時間帯は夜の仕事斡旋ということもあり、18時-23時くらいからが目安だ。週末にもなれば夜中、朝方まで街に繰り出す日もある。

新人の仕事内容は簡単に女の子にひたすら声をかけることだ。

見かけたことがある、または声をかけられたことがある方も多いであろう。

声のかけかたにマニュアルなんて存在しておらず自分らしくが答えだ。

ざっと新人の時は1日5時間とすると、300人ほどに声をかけるぐらいの気持ちでいかないといけない。

300人に声をかけることは並大抵のことではないことが分かって欲しい。

まず新人でそこまで出来る人はかぎりなく少ない。

恥ずかしさもある、そして人混み、人が多く周りからの目がすごい。

そして頑張って声をかけてもそのほとんどが「うざい」「きも◯」「4ね」など罵倒され続けるのです。

答えてくれるほうがまだいいとも感じてきます。シカトってすごくすごく辛いのって知っていました?私はシカトが一番辛いものだと思いました。

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関連本金がないなら頭を使え 頭がないなら手を動かせ

女の子をゲット、新人のその後

さて、ひたすら声をかけて運良く仕事を探している女の子を見つけ連絡先を交換することができたとしましょう。

新人はこの先が全然分からないので、ここで班の代表の方に電話します。

こうゆう女性と連絡先交換して仕事探していますということを伝える。

代表はここで新人のために直接、交渉技術を見せるのです。

最初の頃は右も左の分からない新人ですので、仕事を探している女の子と新人と代表3人でカフェなどで女の子の働く上での条件などの話をして、代表が女の子に合ったお店を契約先から探し連れて行く。

新人は代表に同行して目で見て耳で聴いて学ぶというスタイルです。

さて、女の子を面接に連れていきます。

ここでもスカウトマンの技が必要で直接女の子の条件やアピールポイントをお店のオーナーにプレゼンテーションするのです。

見事、女の子とお店側の条件が一致し働くことが決まれば紹介料報酬がもらえるということです。

一見スカウトマンは簡単そうですが非常に難しいものなのです。

関連本ベストプレゼンテーション

幹部スカウトマンの1日

ここまでくると自分の班の管理をすることが必要になってきます。

新人の教育、いつもお世話になっているお店との連絡。

細かくは話せませんが、幹部になるころには紹介した女の子が多数いるので、ある程度の収入が毎月あります。また自分の班の新人、中堅が紹介した報酬から少しもらえるのです。

なので街に立って声をかけることはほとんどなく、遊んでいることもできます。

苦労した分あとで少し楽できるという社会の仕組みです。

しかし、新人や中堅の為に頭を下げたり、そういった重要なポジションでもあります。

そもそもスカウトマンの必要性

スカウトマンって必要なの?と思われる方もいるかもしれません。

求人が欲しいお店は求人出せばいい、働きたい女の子いるなら求人見ればいいと思うでしょうが、ちゃんと必要性はあるのです。

店側からのメリット

例えば、お店としては”22歳〜24歳くらいで清楚で黒髪で笑顔の可愛い子が欲しい”としましょう。

求人を出せば何人か来るかもしれませんが、夜のお店も色々たくさんあり、必ずとしてこの条件に合った子が来る確率は非常に低く、ましてや求人出してすぐ面接に誰かやってくるかという保証もなく掲載料も高いということです。

仮に短時間に4〜5人面接に来たとしても、この条件に合わなければ意味がありませんから。

なのでお店側としてもスカウトマンは必要なのです。直接この条件を元に女の子を探して連れていく。そして出来高で報酬をもらうってことです。

女の子側からのメリット

夜のお仕事を探し始めたA子さんがいたとしましょう。A子は未経験でどこにでもいるような普通の清楚な女の子。

大学の学費の為に働きたいと思っていても元々おとなしめで求人雑誌を見ていても電話をかける勇気がない。どうしようと悩んでいる。

未経験だから何もわからない。怖いイメージもある。

けど学費のためには夜でもしないと、、、

こういった女の子が世の中にたくさんいるのです。家庭の事情だったりでお金が必要な子もいるのです。

こうした社会をつくっている日本に疑問を思う。

普通のバイト求人でもなかなか電話にかけることができない人はおられるでしょう。

直接は話せても電話苦手というような。

そんなとき、たまたまスカウトマンと出会ったらどうでしょう。

スカウトマンだって普通の人です。また私のように若い方だと話しやすく少し話術が必要ですが、相手の女の子を落ち着かせ直接話しを聞く。条件も聞く。未経験ってこと、働きたい理由、それらを自然と聞き出し、あとはスカウトマンが全てお店とやりとりをします。

面接にも同行しますし、働き出したあとの女の子へのフォロー管理もします。

お店への不満、給料への不満、悩み、全部スカウトマンが女の子のことを守るのです。

関連本OLですが、キャバ嬢はじめました (コミックエッセイの森)

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スカウトマンの女の子管理方法

私は多いときでメモリーには300人超、働いている女の子は30人ほどの女の子を管理しておりました。

どこのお店で働いているか、どこで出会った人か、名前、源氏名、生年月日、性格、容姿、趣味、その他猫飼ってるなどの情報、その他色々ことこまかくメモしてありました。

働いたあとも女の子からメールや電話が来たりします。結構スカウトマンと女の子は仲良くなることもあり、また女の子の方が年下ってことが多く、兄弟みたいな感覚になっていきました。

そうゆう関係になったのも、、、そりゃあ、ね

30人の妹がいるようなものです。

ただ、ふとした時、誰が誰と分からなくなってしまうのです。もし名前や情報を間違えようものなら、そこで信頼関係は崩れます。

スカウトマンとお店は信頼関係。

スカウトマンと女の子も信頼関係で繋がっています。

兄弟のような関係だからこそ信頼関係は大事です。

毎日ではないですが、週に1回は私の方から女の子へ連絡しておりました。連絡すると女の子も喜ぶものなのです。

「お疲れ様◯◯、飯でも食べさせてやる!」とメールしただけなのですか、それだけでも喜んでくれるのです。

まだ信頼関係が残っている証拠です。

スカウトマンというものは定義はなく人それぞれの性格ですので、合う合わない女の子も当然います。

スカウトマンっぽくないと言われておりました。私の容姿は童顔で見た目は草食系と言われていました。

話すとSっぽい俺様系でロールキャベツ男子と女の子から言われておりましたが逆にその見た目普通感が良かったのかもしれません。

オラオラ系でキラキラ輝くネックレスにセカンドバック的なthe夜のスカウトマンっぽい人は怖いとも女の子は言っていましたから。

要するに女の子の男性タイプで変わるのです。EXILE系好きな方はオラオラ系のがよさそうな気もしますが、私は真逆ですが女の子もしっかりいましたので。

毎週のように女の子と食事に行ったり、遊びに行ったり、迎えに行ったり、フィーバーとはこうゆうことを言うのでしょう。

その代わり管理は本当に大変でしたよ。メールも多い時は重なり何十件。しかも内容が長文の相談事。結構ありました。

電話の嵐だったりと。

家に引きこもりひたすら相談事メールの返信。次は別の子に返信。そして電話にも出てなど気が狂いそうなときもありましたがそういう積み重ねが信頼関係に繋がります。

信頼関係があれば、その女の子の友達やそこからの広がりもあります。

直接声をかけてスカウトしなくても、新たな新規をゲット出来るのです。

人との関わり方、管理の大事さ、大変でもちゃんとあとから返ってくるのです。

関連本モテるメール術

スカウトマンをしていた人たちの詳細

スカウトマンって最初どんな人がやりはじめる人が多いと思いますか?

私のやっていた当時は大学生がとても多かったです。都内でしていたのですが、誰もが知っている上位の大学の人たちが多くいました。

スカウトマンにも夢があるのです。それにはお金が必要ということ。

夜で働く女の子の理由と同じでお金が必要。将来、お店を持ちたい、起業したい、学費といった理由が多いのです。

違法行為と分かっていてもとくに男性は学生だと稼ぐのが大変なのです。

女性には覚悟すれば稼ぐ夜の職種、方法がありますが、男性の場合その職種すらありません。あることにはあるのですがほとんどお金にはなりません。

難しい世の中です。世の中お金なのです。

なので違法行為と知っていてもやりはじめる若者があとをたたないのです。

バイトを毎日掛け持ちして何時間しても頑張って20万円。学校の単位もあるしレポートもある。そんな時間まず作れない、無理というような。だから一攫千金狙える自由行動のスカウトマンをするということ。

今ならブログ書いたり、Youtuberしてみたりもありますが瞬間的に50万円、100万円とお金にするもの難しいでしょう。

バイトしなきゃならない仕送りもないビンボー家の人は大学辞めなさい、夢なんて叶わないから考えるのをやめなさいと言っているようなものです。

そんな人を捕まえる前にもう少しこの日本は違うことはできないのかと質問します。

中にはやりたくてやっている人もいるでしょう。単に金儲けの為に。

ただ、しかたがなく、あとがなくやっている人もいたという事を少しでも理解して責めるだけじゃないことを願いたい。

当時の大学生でスカウトマンとして本当にいい方向に華が咲いていた人を知っている。その人はその後スカウトマンを辞めて会社を立ち上げ夢を叶え成功している。

華が咲かなく中途半端だった人たちは今でも露頭に迷っているかもしれない。

これはただの確証のない私の意見であるが。

危険もたくさんスカウトマン

危険な目にもたくさんあった思い出がたくさんあります。

怖い方に髪の毛捕まれ事務所に強制連行

新人でまだ慣れていない頃、路上でいつも通りスカウトしていました。

女の子を見つけ声をかける。見事話を聞いてくれて女の子と歩きながら会話をしていました。

100mほど歩き横断歩道も渡りそこから少し歩いたとき、後ろからいきなり髪の毛を捕まれ、背中を蹴られ路上に倒されました。

女の子は走って逃げていきました。「あ?」と思った私は蹴った人を見ました。あきらかな人でした。「どこの会社のもんや」と言われそのまま引っ張られながらとある事務所に連れて行かれたのです。

このあとはご想像におまかせして。

スカウトには会社ごとのこの範囲なら女の子に声かけていいよというエリアがあります。

変な話、一歩でもエリア外に出て声かけると危ない目に合います。そこは違う会社のエリアだったのです。

刺さられそうになった話

スカウトマンというものは先程話したように多数の女の子に声をかけ管理するものです。

当時、私が声をかけたことがきっかけで彼女になった子がいます。

歴代の彼女はそのまま紹介して夜働いていた子もいれば、夜はしていない普通のナースなどもいました。

職種はいろいろさ、、

この話は夜の仕事を紹介したあとに仲良くなり付き合った子でしたが、付き合って1ヶ月くらいでスカウトマン辞めてほしいと言われました。

私は無理といい、なら別れろと言い放ちました。

当時はこんな人間なのです。すみません。

女の子のヤキモチですね。

私は他の女の子とメールをしていると携帯を奪われ、メールを読む彼女。

発狂です。

ビジネスとは言え毎日違う女の子と目の前でメール、電話、二人のデートも少なく他の女の子とも遊んでいた私です。当時そりゃ彼女は発狂するでしょう。

発狂した後、台所から包丁を取り出し、、その後はご想像におまかせします。

3針ですんでいます。

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スカウトマンで学んだことまとめ

スカウトマンのイメージはきっと悪いでしょうね。もう一度言うと

違法職業安定法違反

違法迷惑防止条例

違法売春防止法違反になる違法行為です。

ただスカウト社会の仕組みから学んだことも多いのです。

話術と勇気と根性と継続力と体力

最初は毎日声掛け数百人!

これは本当とても大変なことです。テッシュ配りじゃないですよ直接声をかけるのです。多い日で300人!

道端にいる声かける人と言えばテッシュ配りやチラシ配りが多いですが、その場からほとんど動かず、声も「どうぞー」程度です。そしてその人達は絶対に「うざい」「きも◯」「4ね」などと言われないでしょう。

これに負けない強い気持ちと何人もに声をかける勇気と根性。そして多い時は数時間も歩きまわるので体力が必要。これが必要でどんどん備わっていきます。

人の足を止めさせる巧みな話術もです。

元スカウトマンがテッシュ配り、チラシ配りしたら楽勝なことでしょう。

大人としての礼儀とマナー

一見スカウトマンって礼儀もなく馬鹿なイメージがあるかもしれません。

ですが女の子を紹介するにあたり夜のお店に行くわけです。

それはお店によるかもしれませんが、基本的に夜のお店とくにキャバクラやクラブなどのオーナーやスタッフ、ボーイさんたちはとても礼儀ができます。

お店のお客様にも社長さんや役員も多く来る世界、大人としてのマナーは大変素晴らしく、女の子を面接に連れて行く際も大変きっちりとした面接が多いのです。

やる時はやるという姿勢は素晴らしいものがきっちりと夜のお店にもあるのです。

私も学びました。

管理の大切さ、苦労は帰ってくる

斡旋して報酬がもらえるという特徴のスカウトマンだが中には斡旋してすぐ女の子と連絡を断つという人もいる。金さえ手に入ればそれだけでいいという考えだ。

しかしこれではのちに信頼関係に傷が入り、自分を苦しめることになる。

女の子だってしかたなく働いている子が多い。夢に向かって働いている。

そんな女の子たちは相当の悩みを抱えている。人間なんです。

本当は繊細な心を持っていて優しく家族思いの子もいる。頑張って気持ちを押し殺して働いているのです。それを理解してあげましょう。

私はしっかり管理してたことによって恩恵をたくさん受けました。それはスカウトマンを辞めたあとでもビジネスとして繋がったこともあります。

あの時こうしててよかった、自分らしくしててよかったと思えます。

現役、元キャバクラ嬢、ホステス嬢は彼女、奥さんとして最高

偏見お持ちではないですか?

これは全員が全員、絶対というわけではありませんが、経験上本当中身のいい子が多いのです。

見た目は派手ですが、しっかりと自分をきちんと持っている子も多く、優しい子が多いです。

また仕事上お店で色々な男性と出会い、男というものを知っていく。

狼になる男性を見て幻滅になってしまうかもしれません。世の中の男はこんなもんなのかと。

それでも社会勉強の一種、ビジネスの接待としても使われることが多く、それを目の前で見ることにより男性社会の厳しさも知っている。

礼儀も学び、男性を見る目が付く。

接客業のプロですので、あなたのことをサポートしてくれるでしょう。

夢がある子なら一緒に応援してあげましょう。彼女たちも毎日必死なのです。

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稼ぐという大変さと働く楽しさ

勘違いしている人もいるのですが、本当にやる気とセンスと恥じらいがないとスカウトマンしていても稼ぐことは出来ません。

どこからか稼げると聞きつけてやってくる人もいます。とくに18歳なりたての無職、成人したばかりのフリーターに多かったです。

言葉で表すと単に”不良”という部類です。そういった人も私の下にいたことありますが、簡単に稼げると思っており、毎日文句です。結果1週間もしないうちに消えていきます。

何人も見てきました。スカウトマンを飛ぶってことです。

あの人達は今でも色々な場所で飛び続けているかもしれません。

私はたしか最初の月は3万円とかそんなもんだったと思います。故郷から出てきた直後で方言丸出しのトークで女の子に話しかけていました。それがウリでもありましたけど。

毎日のように出て3万円。時給換算したくないほどです。

しかし得るものがありました。完全歩合の面白さです。

成果出ないと0円ですが成果出れば出るだけお金をいただけるのです。

この楽しさって分かりますでしょうか?全て自分次第、私はこの完全歩合給に燃えたのです。

目標金額を抱え頑張るということ。最初の3万円でも喜んだことを覚えています。

しかし、、この”完全歩合給”が理由で私に変な感情が生まれスカウトマンを辞める理由にもなるのです。

私がスカウトマンを辞めた理由

最終的に、私は晴れて幹部になり自分の班も持ちました。

それから数ヶ月は今までとおり普通に幹部をやっておりました。

お金のことは最後にざっくり書きます。

自分はあまり路上に出て声かけることもなくなり、下のものにまかせる。

私は趣味に時間を費やしたり、欲しいものを買ったり充実しておりましたが心に変化がありました。

1年ぐらい経った頃私のこころに悪魔がやってきました。

いや、こうしたらもっと稼げるなコレ。(悪魔)

今までは優しい心を持った天使スカウトマンだったのです。

女の子の為にも、自分の為にもお互いのためにも頑張っておりました。

がしかし、お金稼ぎに走れという悪魔のささやきです。

今までは女の子の事をしっかり管理して話も聞いてフォローしていたのに、使い捨てのように女の子を扱うようになってしまいました。

”女の子自身がお金”にしか見えなくなってしまったのです。

あの子紹介して◯◯円、よしありがとさん、ポイッ って感じです。

けど、自分が何しているのかということはまだ理解しておりました。

このままじゃ人間として腐ってしまうと思った私は潮時と思い、全部捨てることを決断してスカウトマンを辞めたのです。

あとは下のものや中堅に引き継がせ、女の子たちにも連絡をしました。

私の引き継ぎ相手は信頼できるからと。

こうして私の約3年間のスカウト人生は終わりを迎えたのです。

後日談それから

中には今でも普通に仲良くやっている女の子もいます。

女の子の夢だったお店を持っていたり、会社の社長になっている子、結婚して普通の優しいママになっている子、アイドルになった子、全てが良い出会いでした。

当時のスカウト仲間も夢を叶えている人がたくさんいます。

私はスカウトマンをしていたことは、どんなことを言われても自慢のひとつなんです。違法かもしれませんが経験したこと、出会えた人たちは全て宝です。

ただ私に悪魔がやってきたのと同じようにそのまま悪魔になってしまい、悪いことで有名になったりした方もいて、私もあのままだったら人生がどん底だったのかもしれません。

あの時、気づいた自分、そして瞬時に決断した自分を褒めてあげます。

気づくのは簡単かもしれませんが、スカウトの場合、辞めるとお金も全てなくなりますので。

毎月手に入る目の前にあるお金を捨てる訳ですから

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スカウトマンの収入とお金の仕組み

ここまでお金に関する詳細は書いてこなかったのですが、これから書きますが細かい情報は書きません。新人の頃の金額と、その後のだいたいの金額を書きます。

新人→中堅→幹部という順に報酬は変わってきます、また幹部になるとその他色々事細かな報酬がありますがその辺を割愛させていただきます。

基本報酬(当時)

まずは斡旋料といい紹介料とも言います。”バック”という言い方が一番良いでしょう。

バックは紹介する女の子の職種、ランクによって貰える報酬が違います。

職種とは
はっきりと書きませんがなんとなく分かっていただけるでしょう。

過激度順番にすると、1→2→3→4→5→6になります。

ランクとは
女の子の容姿、接客力、トーク力などからの総合評価からなるお店側からの評価です。Sランクが一番上で紹介した際はボーナス的なものももらえます。

順番は、S→A→B→C→D→Eです 

これとは別に中堅、幹部となると別の報酬もいただけるということです。

職種による報酬

はっきりとした職種は書きませんがヒントを書いておきます。あとはご想像におまかせします。

1(カフェ・お菓子)

1人に付きバック¥500-¥2,000
※ほとんどの場合即金でその場でもらえることが多い。多い日は5人〜10人可。

2(カウンター)

1人に付き¥2,000-¥3,000
※これも即金が多いが、あまりお金にはならない為ほとんどしない。

3(隣に座る)

1人に付き¥30,000-¥200,000(女の子が14日以上出勤で確定)
※これが注意ポイントです。出勤日数14日以上(2週間)でやっとバックが確定されます。その前に女の子がお店をやめれば報酬0円です。またランクによって変わります。一般的な子で¥30,000。ランクがS級で全て完璧であれば¥200,000も可能でしょう。ほとんどいないもしくはもう他で働いている。

またこのバックは基本1回きりである。ランクによって別待遇あり。

4〜6(おさわり以上)

1人の毎月の売上の10%-20%が基準。それ以上の場合もあり。
※ここからはほとんどが女の子の毎月の売上によってバックも変動するシステムが多いです。 仮に女の子が毎月50万円稼いでた場合があるとすると、その女の子を紹介したスカウトマンは¥50,000-¥100,000貰えるということになります。

だいたい新人は一律10%が多いと思います。

また3と違いこれは女の子が働いている限り毎月もらえます。女の子が100万稼げばバックも倍になります。

このような女の子を何十人も抱えていれば計算は大変なことになります。

また最大級(単体)の仕事ともなれば契約金はウン千万円でしょう。ここはなにも言いません。

私の最高月収など

これを元にだいたい多いときで30人管理していたので想像して下さい。

そういう期間が1年ほど続いていました。

ちなみにこの1年はほとんど寝てるだけみたいなものです。

スカウトマンでありながらもただのお金に余裕のあるニートみたいな生活でした。

またバックだけではございません。紹介した女の子たちの援助も大きいのです。

スカウトマンはホストではありませんが似たようなところもあるのです。

最後に

私は今が完全にスカウトマンとは離れておりごく普通の人です。

見た目からは話さない限り誰もしてたとは思わないでしょう。

最近プライベートで出かけているときに道端でふとスカウトマンを見てまだやっぱりいるんだなと思いだしたのでコレを書いたわけですが、こんな記事書いて良いのかなと思ってます。

なんとなく私の中ではこの経験は人生の中で大きいことであり、学んだこともたくさんありましたので書かさせていただいたわけですが。

約1万文字超なのですが、ちゃんとここまでお読みになってくれた方いましたら、読みにくいのにありがとうごいざいます。

罵倒はもういらないですけど笑

こんな世界もあるんだなと少しでも思っていただけたらうれしいです。

もし時間があればもっとディープな闇の世界も書こうか悩み中です。

今回は全然濃い内容ではないので。

相手の女の子によって変える声のかけ方も色々ありますから。

容姿、年齢、一言目で雰囲気を感じてトーンを変えたりと対応もそうですが色々あるのです。

そんなことを書けることはたくさんありますから。

元スカウトマンが実際に書いている本もあります。

一応全部読みましたが、はやりスカウトマンによって世界観が違うのでどれも違っておもしろいものがあります。